イベント後は療養?宴会?のために、一泊。
そのまま帰宅するのももったいないし、前から行きたいと思っていたこちらへ行ってきた。
豪農の館 →
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要するに「大地主の館」ということになりますか。
しかも規模が半端ない・・・。
遠くに見える山までが敷地とかなんとか・・・。
さて、この館は築およそ120年と歴史的にはそんなに古くないのですが、
いかんせん用いられている材料がスゴイ!
材木屋さんではないので、そこまで詳しくないですが、貴重な樹種はもちろん、
長尺物や幅広物がふんだんに使用されている。
まぁ僕的には「いくらかかったか」などほとんど興味がないわけで、
当時のディテールや、かわいいところを見つけるのが楽しみなワケで(笑)
連れて行ってもらった友人曰く、通りすがりの人の視線が痛い・・・と言う。
もちろんお構いなし、迷惑を掛けているわけではないのだから、、、。
というかもうその「視線」は慣れました、、、(笑)
今回も結構実用的なディテールを発掘。
「古き良きもの」はやはり私にフィットしてくる。
僕自身の建築の方向性も確証されていくような気がしている。
古い物や空間が好きで、それを生かす。
単純に「リフォーム」に繋がるわけだけれども。
新築のケースでも生活感へと結びつくのでしょうね。
結果的には日本が大好き・・・ということになる???
美しい苔生しの庭。
その先には・・・
なんとも珍しい「三角形の茶室」。
本当に▲
写り混んでいるのは見学者・・・あしからず。
発想は面白いのだけれど、「三角ならでは」の「可能性」が感じられなかった。
やるなら徹底して、もっと考え抜けば、もっと面白い設計になったのではないかと思う。
要するに「詰めが甘い」と言わざるを得ない・・・。
室内に入れればその良さを体感できたのかも知れないだけに、
戸締まりされていたのは残念。
茶室にちなんだのでしょう(笑)
▲電話BOX。
大工さんの苦労が感じられた。
もちろん当時物ではないですよ、、、。
いよいよ館に入ってくるのだけれど・・・今日はここまで。
また明日♪