今日は本当に珍しく(笑)、これから
新築を検討されている方には為になる話題を紹介します。
住宅生産振興財団と住宅展示場協議会は、2009年9月に総合展示場に来場した人を対象に行った
アンケートの結果をまとめ公表したそうです。
以下を整理してみました。
□満足できなくてもできるだけ安く住宅を建てたいか
いいえ:71.0%。
□資産価値の高い優良住宅を建てたいかをたずねた質問
はい:65.6%
上記のふたつは結果的に安さよりも価値の高い住宅を求める本物志向が強いと分析しています。
□購入先を選定する際に最も重視する項目
安心・信頼できる会社:56.9%。
住宅自体の良さ:35.8%
価格の安さ:6.6%。
□安心・信頼できる会社はどんな会社か
保証やアフターサービスが充実している会社:74.1%。
予算に合った住宅プランを提示・実現してくれる会社 :51.5%
結果的に
「安さよりも価値の高い住宅」が今のニーズと言うこと。
一時は
「安さが一番」的なところがありましたから、僕としては喜ばしいこと。
僕らのような業界の人間は
、「これからの住宅産業」に対する方向性が危惧されています。
それは
価格・デザイン性・素材・外観(町並み)・環境・人間関係(企業×職人×施主)と多岐に渡ります。
しかし、こういった時代だからこそ「引き立つ」と言うことを忘れてはならないと思うのです。
僕らはただひたすら真っ直ぐに、素直に己を信じ
「住宅」という価値を見出して行かなくてはなりません。
ただそれをどう
「表現」するのか、この課題が不器用なのだと思います。
選ばれてこそナンボ、商売とはそういう物ですから。
住宅を
「ビジネス」で捉えるか、一種の
「貢献」とするのか。
僕にとって住宅建築とは
「生き様」と表現しています。
もちろん
「ビジネス」という観点を度外視していては
「ボランティア」になってしまいますから限度はありますが(笑)
まぁ結論からすれば僕は現在のスタイルを変えません。
僕の建築は安くないですし、正直「信用」と言う面では実績が短いですので、同業他社さんには確実に劣っているのが事実。
それでも保証(第三者機関加入)やアフターサービス(自己責任)は劣っていないと思いますし、建築に掛ける情熱は負ける気がしませんから。
だからこそ、こうしていまでもお客様に支えられてきているんですもの♪
・・・と、自分で言ってしまっては笑われてしますかね(笑)