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段差はあっても壁はない休日

仕事してる時点で休日ではないのですが...

「休日かの如く仕事に打ち込む」が正解か?



実際、仕事がルーティンと化しているので、あまり区切りはない。
家族も仕事も遊びも僕自身なのだから、当然と言えばそうなのかもしれない。
“段差はあっても壁はない”感じ。
住宅で言えば空間としての区切りか、部屋としての区切りか...と言ったところか?
うん、的確だ!

ちなみに今日の家族は「御神輿行脚」。
やんわりと事務所に逃げた...これが真相か?笑



平日は現場巡りをしているし、なんとなく平日の喧噪は落ち着かない。
世間の穏やかな空気感に包まれたこの時間が溜まらなく好きだ。
そしてそんな時間は設計にうってつけ。
おかげで新プロジェクトの方向性が確定した。
後は大枠のディテールを追い込む。

今作は“あえて”作品性を押し出してみようと思う。
逆にそれがクライアントから僕に求められている要項だと判断したからだ。
あまり住宅を「作品」として表現するのは好きではないのだが、紛れもない事実なのだから仕方があるまい。

僕に設計を依頼している時点で、住み心地や見た目はもちろんなのだけれど、空気感であったり僕自身であったり。
いわば僕の「作品性」も求めていらっしゃっている。
当然と言えば当然で、その作品性を押し出しても決して悪いことではないと考えた。
住み心地を犠牲にしてまで主張することではなく、ほどよいバランスで調整してみようと思います。



写真は僕が独立記念として奮発して購入したバッグ。

ブラインドの陰とバッグのコントラストに魅せられた。
持ち手のボンドが剥がれてしまったけれど、まだまだ現役。
しかも味わいが増している。
経年変化の賜だ♪

段差はあっても壁はない休日_d0122640_15544739.jpg


この事業もバッグの経年変化のように、「味」が出てきたように思います。
決して「経年劣化」せぬよう精進せねばと心に誓う(笑




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by lives-web | 2013-07-14 16:13 | 建築談義
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