小さな家の大きなリフォーム

リフォームのプロジェクトを頂きました。
申し訳ありませんが、今年の着工は打ち止め...来年のお話です。
なんともありがたいお話ですが、ご迷惑をお掛けいたします。

さて、このプロジェクトですが、久々な丸ごとリフォーム(リノベーション)。
ちなみに今作のクライアントさんから「なぜ飯田さんはリノベーションって呼ばないの?」と質問を頂きました。
リノベーション...以前は”倉庫をカフェや事務所にリノベーション”というように使われていたのです。
つまりは「用途変更」という意で使われていたように定義していたですが...時代は変わっていました?...笑
単に僕が解釈を間違っていたのでしょうか、定かではありませんが、現在は小規模をリフォーム、大規模をリノベーションとして定義されているようです。

以下wiki
リノベーションとリフォームの違い
リノベーションとリフォームは混同されやすい言葉である。どちらも住宅に手を加える点では同じだが、厳密にはその目的の部分で次のような違いがある。
リフォームは「老朽化した建物を建築当初の性能に戻すこと」を指し、元に戻すための修復の意味合いが強い。古くなったキッチンを新しいものに変えることや、汚れた壁紙を張り替えるなどの小規模な工事は「リフォーム」に分類される。
一方リノベーションは、修復だけでなく「用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めたりする」行為も含むため、より良く作り替えるという目的が含まれている。工事の規模も、間取りの変更を伴うような大規模なものを指すことが多い。


ということで、僕も今作から堂々とリノベーションと名乗ることといたします!!笑

閑話休題

依頼内容としては、購入予定の物件にて、建て替えかリノベーション(笑)か迷っているとのこと。
拝見してからの判断で方向性を決めましょうと言うことになったのですが、迷わずリノベをお勧め。
築50年弱と古いと言うこともあり、構造的や老朽化の面も考慮して、今後30年程度を視野に入れたご提案をさせて頂こうかと思います。
なんせ佇まいがかわいらしいのが、クライアントと僕の共通認識。
出来るだけそのプロポーションは尊重しつつ、飯田izmを加えたいと思います。
現況は、過日の東日本大震災にも耐え、損傷は皆無。
補強を加えつつ、リノベならではのデザインを提供できればなと思っております。

25坪の土地に延床24坪の上物付き。
しかも夫婦に3人の子供、さらには事務所と...普通は手を出しません(笑)が、「飯田さんなら...」という嬉しいお声がけ。
決して楽なプロジェクトではありません。
むしろ経験が試される、ハードルの高いプロジェクト。
気張って楽しませて頂きましょう!!

これからのご時世、このようなケースが増えるかも知れません。
住宅過剰供給(空屋増)の問題、借り入れ上限の低下など、様々な要因が起因してきますが、なにより”もったいない”と思うのです。
新築が悪と言うわけでは決してありませんが、絶対ではないと言うこと。
どっちがベストと決められるわけではありません。
ましてや僕が住むわけではないのですから、実際に選択するのはクライアント。
住居を構える際、その“選択肢”のひとつとして「可能性のあるリノベーション(リフォーム)」を、新築同様、積極的に提案していきたいと思います。

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さて、現在工事中の「ひとつ屋根の家」は、ボチボチ終盤にさしかかって参りました。
内部造作は一段落、来週から内装工事へと移行して参ります。
何もない壁の連続が特徴の今作、なんともいえない、エロティックな壁になっております。
変な意味合いはありません、ニュアンスがそうさせるのです。
このお話は次回!!



飯田亮建築設計室のHP
CoMoDo建築工房のHP 
※WORKS更新しました!!

住所-栃木県河内郡上三川町上蒲生2351-7 
                  citta di garage B1
電話-0285-39-6781

お問い合わせ → info@iida-arc.net
by lives-web | 2016-02-18 22:07 | giftbox | Comments(0)
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