建築家-伊礼智さんと宮脇檀建築を堪能する。

往年の建築家である宮脇檀(1936-1998)さんの作品である「villa福村」を見学させて頂く機会を頂きました。
諸々の紹介は割愛させて頂きますが、僕の崇拝する建築家のお一人です。
そんな憧れの建築家の作品ですから、行かないはずもなく。
更には、こちらも尊敬する建築家である伊礼智さんと建築知識ビルダーズの編集長と共に同行することに。
そしてまた更に“ついで”として僕の建築をご覧頂けることにもなりました。
伊礼さんとは10年ほどのお付き合いではありますが、作品を写真でしかご覧頂いておらず、空間を体感頂くという、大変貴重なお時間を頂いてしまいました。

そんなこんなで先週はずっとそわそわ...あがいたところで今更どうこうできる物ではありませんが(笑)
せっかく栃木にお越し頂けるのであればと、「旅のしおり」を作成して臨みました。
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掴みはオッケーだったようで安堵(笑)




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時系列毎に4件をご覧頂きました。
どんなに感想が気になろうとも、作品の都度に聞くのも野暮ったいですから、宴まで我慢...結局聞いてませんが。



さて本題。
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宮脇さんの特徴である混構造(RC+木造)を肌に感じました。
RCの無機質感を木造の有機質感で融合し、どこか温かな空間、そんな印象を受けました。
吉村流派らしい、どこのヴォリュームもディテールも心地よい、絶妙な空間構成です。
宮脇建築は初めて経験いたしましたが、改めて勉強をし直す良い機会です。
やはり僕はこの道の建築が好きなのだと。
そこに来て、こうして伊礼さんと一緒の時間を過ごせたと言うことは、タイミングとして何かの思し召しなのかも知れません。



合計5件をご覧頂き、総距離300㎞の旅の締めくくり。
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いつもはみんなで宴ですから、ほぼ独り占めという贅沢(笑)
独立10年目の節目として、大変貴重な一日であり、ご褒美なのかなと。
しかも建築雑誌の編集長という、メディアの目線からもご意見を頂けましたから、“建築家”としての意見交換が出来たように思います。



総括として、授業ではありませんでしたから、個々の作品の感想はあえて頂いておりません。
若輩ながら、“僕は僕”という反発心からかも知れませんね(笑)
それでも、作風の一過性と成長の過程が垣間見えて面白かったと、感想を頂きました(もちろん駄目出しも頂戴)。
そして「今日は作品を見られてとても良かった!!」という、漠然とした表現ではあるものの、僕にとっては最上の褒め言葉を頂きましたから、それだけで満足です。
今までは”先生と教え子”という立場で接しておりましたが、初めて「建築家」として対等の目線で向き合って頂いたように“勝手に”感じております(笑)

そもそも、飯田君は建築家なのか?工務店なのか?という議論にも。
独立当初からの目標として掲げていることですが、設計事務所ではなく、工務店でもなく、アーキテクトビルダーでもない...という新生の立ち位置。
お二人も仰っていたのですが、この企業形態が究極型なのかも知れないと。
規模としては限界がありますから、どこにでも通用することではありませんが、世の中にとっての存在意義みたいなことは確かだと言えると思いますし、僕の理想型でありますから、益々精進していきたいと心に誓います。



伊礼さん、木藤さん、お二人とも大変忙しい立場であるにも関わらず、朝から晩までお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
また、快く見学のお時間を割いて頂いた住まい手さんにも感謝申し上げます。
これを機会に、また新たなステップのチャンスも頂きましたから、いつかまたご覧頂く日が来るまで、スタッフ一同、日々修行して参りたいと思います。
それでは、今後ともよろしくお願いいたします!!





住所-栃木県河内郡上三川町上蒲生2351-7 
            citta di garage B1
お問い合わせ
電話 0285-39-6781(不在の場合は携帯へ転送されます。)
mail info@iida-arc.net



飯田亮建築設計室のHP
CoMoDo建築工房のHP 
※WORKS(JDMHOUSE)更新しました。
※「TheLives」ページ作成しました。

by lives-web | 2016-06-21 19:35 | 建築談義 | Comments(0)
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