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目を養い、手を練れ

今は亡き宮脇檀さんのお言葉。
芸大系の方はご存じかと思います。



僕は一心にこの言葉を重んじて設計に挑んでいますが、最近感じることがあります。

「手を練れ」

真意の程はまだ理解出来ないけれど、ひとつには消去法なのかもしれない。
とにかく描いて描いて悩んで悩んで、「もうこれしかないじゃん!」の領域に達するまで練れということもひとつではなかろうか。

一件に対しておおよそ100通り以上は描いているでしょう。
まずは駐車場の位置であったり、LDKの配置であったりと、様々なケーススタディを繰り返す。
モジュールをちょっとでもいじるとガラッと表情を変えてくるから建築は面白い。

そうして繰り返しペン(マウスも)を走らせることで、「このパターンは今回使えない」など、段々と具現化していきます。
逆に「コレはこの土地には最適だ!」と発見もする。
だがしかし、その“最適”を他のゾーンと融合すると「やはり駄目だ...」と振り出しにすぐ戻るのだけれど(笑
設計とは、そうしてそのクライアントおよび土地の“最適解”を模索する作業なのだと思います。

基本的には最初にその土地を調査しに行った際の「ファーストインプレッション」は正確。
そこを基調に進めるわけだけれども、「本当にそれが正解?」と自問自答する作業でもある。
だいたいはファーストインプレッションでほぼ行くのだけれど、そこからの組立も消去法の連続。



設計とは、一般的には「間取り」の作成と思われることが多いように感じますが、実際間取りだけなら誰でも出来るw
単調な、三歳児レベルのパズルに過ぎないのだ。
外観であったり、様々なヴォリュームとのバランスであったり、高さ、コスト、視線、光、風、周辺環境、納まり...
数え上げたらキリがない。
アチラを立てればコチラが立たず・・・。
でもどこかに必ず最適解があると信じて僕らは筆を走らす。
そうした“結果”によって初めて間取りとして表れてくる。
そう、すべてにおいて意味があるのだ!

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まだまだ消去するための“素材”を生み出す必要があるようだ。。。
最適解を生み出すために、でも消すためにも生み出す...なんじゃそりゃw笑
でもあと少しで行けそうな気もしてきた???





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by lives-web | 2014-01-31 21:14 | 建築流儀
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