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開口のヴォリュームと位置

現在那須烏山市で施工中の「Vermeer Ray」は、「開口」に特化した作品としています。
それは住まい手さんと意見を合致させた方向性であり、定番のやり方とは一線を画しています。

ひとえに「開口」と言っても、大きさや位置(壁・天井)、開口方式(引き違い・辷り系...)。
はたまた色(透明・擦り)、障子の有無など、まだまだ多種多様であり自由自在。

そしてその「開口」の影響は空間構成に多大な影響を与えてくれる。
絞るか、開くか。
凜とした、開放的な、緊張感のある、陰湿な、などの「空気感」を演出してくれる。

もちろん家具や壁・天井のバランスも当然整える必要性はあるのだけれど、まずは開口ありきな設計のケースもあるのだ。
家具は作り替えることが出来るけれど、開口においてはやり直しは決してきかないだけに、慎重にならざるを得ない!
ましてや立体的にシミュレーションが出来ないだけに、イマジネーションをフル活用。
こればかりは“経験則”でしかあるまい。



だがしかし、今作のように“絞る”方向性の設計においては難しいのである。
極端な話“開く”設計においては単に開ければ良いのだから。(それでももちろんバランスは必須だけれど)
実際に絞った建築は少ない。
故に経験則があまりにも不足なのだ。
そして“勘”に頼るのみ...割と冗談でもない話(笑

「明るい家は良い家だ!」信者にはとても申し訳のない記事になってしまうけれど、それぞれの感性があると言うこと。
僕も明るい家は好きですが、どれをもって「明るい」という基準なのか。
それはまさしく感性でしかないという話。
直接光と間接光でもその質はまるで違う物になってくるし、まして空気感はまるで別物。
「建築」という大きな括りを持つと、その用途において汎用性を持たせるべきでしょう。
そういう意味で住宅は感性次第で何でもあり?な、魅力的な建築です♪

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上記は寝室の南面の窓。
“普通”は掃き出しでいくところでしょうけど、外観とのバランスであったりで結果このヴォリューム。


散々列記していますが、後は結果次第ですね(笑
こればかりは完成見学会において体感してください。







住空間設計LIVES×COMODO建築工房PVあります。


CoMoDo建築工房のHP ※更新しました。
住空間設計LIVESのHP  

住所-栃木県河内郡上三川町上蒲生2351-7 
                  citta di garage B1
電話-0285-39-6781

お問い合わせ → info@comodo-arc.jp
by lives-web | 2014-03-14 17:43 | 建築談義
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