先日の土曜日は「製材所見学ツアー」へ、日光市にあります「田村材木店」さんへ。
それほど多い見学者ではありませんが、結構な反響があったため、また個別での開催となるでしょう。
また、住まい手予備軍の方達には是非ご覧頂きたく、標準ツアーとなるでしょう!!
材木屋さんからもそんなお誘い。
森と材木屋さんと住まい手さんを結びつける絶好の機会だそう。
職人さんだけでなく、すべてにおいて「顔の見える仕事」というのはとても大切なのだと痛感しました。
それではレポートを。
最初は社長のご挨拶と材木屋の姿をレクチャー。
以前はたくさんあった製材所も、昔ながらのやり方をしているところはめっぽう少なくなったそう。
この形態を継承するためにも、僕らが頑張らなくてはいけません。
伝統は残したい物です。
木のサンプルも交えながら。
部長にバトンタッチしてツアーの開始です。
たくさん積まれた丸太。
山からここまでの経緯や、木の特性をご説明。
このQRコードで「木の履歴」を追えるのです。
樹齢やどこの山のどこら辺でいつ頃伐採された物かなど。
木の皮むき。
この作業は木の皮に入り込んだ砂利等で、のこぎりの刃を傷めないため。
刃の拡大。
削り落とすイメージでしょうか。
そこからカットしていきます。
この日は「床材」を製材する日だったそう。
おおよそ週替わりで製材する部材を決める。
余った端材はチップにして木を乾燥する際の燃料にします。
そうして製材された材木は広大な置き場へ。
極力燃料に頼らず、自然乾燥を目指します。
置き場の構造に萌える(笑)
最後はなんと豪華なお土産付き!!
部材と説明書の入ったセルフビルドの椅子。
粋な計らいに感謝です。
こんな感じでツアーを終えましたが、参加者からは大変喜ばれた声が聞け、企画したこちらとしても大変嬉しく思います。
また、仕事中にもかかわらず、色々とご説明くださった田村材木店さんにも、お客様の見える仕事が出来て喜ばれるという、3者笑顔の時間でした。
初めての企画で不安でしたが、反響が意外にも大きく、またやる価値は大きいのだなと思います。
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