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2010年 10月 30日 ( 1 )

建て方開始!

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嵐の前の静けさなのか...天気予報はまさかの「晴れ」になってしまった(笑)
陽射しのおかげで顔がヒリヒリする...お肌には良くない。。。


僕は要望がない限りプレカットを利用しています。
もちろん大工さんによる手刻みでの加工もお受けできますが、コストパフォーマンスに見合う「対価」が受けられないため。
それというのも、柱や梁が見出しであればそれなりの見せ方を意匠的に考慮するのですが、僕の建築は「開口部と家具」が勝負の空間。
金銭的に充分な余裕があるのであれば別ですが(笑)、プレカットで充分なのではないかと思います。
もちろん構造的にも互いに大差ないですしね。
それならばコスト削減や工期の短縮も兼ねられる現代の恩恵(プレカット)にあやかるのは悪いことではないと思います。

ちなみにこの意見はどちらを否定するとか、反発していると言うことではなく、あくまでひとりの建築家としての立場を利用した「意見」であることをご理解ください。
実際、いつの日か「自邸」を建てられる日が来れば、恐らく大工さんに手刻みを依頼すると思いますし。
それは「実験的」な住宅建築を自邸で試みたいからなのです。



さて、話はちょっと反れましたが、、、組み立てるだけのプレカットでもやることはたくさん!
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まずは所定の位置に柱や桁を入れ込んだ後、「建て込み」を調整します。
躯体の水平×垂直がとれているかの調整です。
ここできっちり出さないと、当然のことながらなんとなく全体的にゆがんだ印象になるでしょう(笑)
ちなみに手前に突っ立っている大工さんは、現在「E家の住み処」を手掛けてもらっている棟梁。
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「下げ振り」と呼ばれる垂直器を眺めているのがここの棟梁。
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一部特殊な棟木の加工なんかもプレカットでは無理な領域(機械によっては可能なところもある)。
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屋根の上で、しかも前のめりで玄翁(げんのう=トンカチ)を振り回すなんて僕には絶対無理...(笑)
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今作品の外観で拘ったことは「真四角」であること。
屋根はいつもの切り妻ではなく、「方形」と呼ばれる「棟」のない屋根。
かわいらしさ満天であること間違いなし♪


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この日は屋根の下地まで張って終了。
台風がどこまで被害を及ぼすか未知数ですので、全体的にブルーシートで覆いました。
ブルーシートは善し悪しで、ご近所さんが隣り合わせである場合、風が吹く度に「バッサバサ」と騒音の問題も...気遣いが必要です。


住空間設計LIVES創業以来「6棟目の新築」がいよいよ始まりました。
住まい手さんとは、実はちょっと紆余曲折があり、ようやくここまで辿り着きました。
感無量でございます。
その話は後ほど...別にいざこざがあったわけではないですよ(笑)




しばらくは二棟同時進行...嫌が応にも気合いが入ります!

とりあえず台風が直撃しなくてホッと一安心。。。
by lives-web | 2010-10-30 13:52 | 真岡市 M家の住み処Ⅱ