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2011年 11月 29日 ( 1 )

住まい方の要望

以前の記事内容よりも遡った、初期段階のお話しになっています。
前回の予告で「間取りの何故そこに配したのかの理由付け」を公開予定でしたが、再度検討段階に突入したので延期します。
おかげで?より良い方向性が見えてきそうです。



家づくりをする際の手順として、まず考える事は「どのように住まいたいか」だと思います。
そこから「誰に頼むのか」という流れが一般的かと思います。
設計事務所のような建築家に頼まれる場合には、ある程度指向性が絞られているわけで、迷いがないかと思いますが。。。



住まい手さんは相談を持ちかける前に、幾度かの家族会議をされて今に至るか、旦那様か奥様の独走で今に至ります(笑)

住まいづくりは90㌫以上の方は初めての経験。
正直言って自分たちが思い描く住まい方というのは具体的に表現の仕方が判らないかと思います。
逆に表現できるようなら僕らの存在意義はありませんからね(笑)
そこで僕らの出番というわけですが、さて、僕としてもここで問題が発生してくるのです。
それは・・・

どの段階でどの程度まで踏み込んでその家庭に入り込んで良いか・・・のタイミング

そう、僕もその家庭の一員並にその住まい手さん達を理解しなくてはならないのです。
営業的に言えば、「住まいづくりのイニシアチブ(主導権)は誰が握っているのか」が大切かも知れませんが、その方の為だけの住まいではない事をお忘れなく。

僕の経験上、表面的には奥様でも、やはり最終決定権は旦那様のパターンが多かったでしょうか。
だからといってどちらかのお伺いを立てていても、結局は片方がへそを曲げる(笑)
勘違いをされないで欲しいのは、僕は誰の味方でもなく、その家庭の代弁者である事を...。

若干話が逸れてしまいましたが・・・「代弁者」としての役割である僕は色々な事を入り込んでお話しを伺うのですね。
数え上げたらきりがないので割愛しますが。
一応判りやすいようにアンケート用紙もあり、そちらに記入していただいていますが、それでもやはり真意を伺うのは難しい。
一番は会話という名の「コミュニケーション」でしかないです。

そうしたコミュニケーションの元で過去の経験や、現在のライフスタイル、未来への憧れ、様々な事が構築されて住まいづくりへと昇華されていきます。
そう、住まいづくりとはハッキリ言ってとっても大変です(笑)
それらがまとまった時に初めてこちらとしても描き始める事が出来るのです。



出来れば、2~3ヶ月程お時間を頂いて、一緒にお食事したり、お酒を楽しんだりして互いの腹を見せ合う時間が本来は必要だと思います。
ですが現実的には人間誰しも「欲しい(建てたい)」と思い始めた瞬間から動き出しているわけで、どうしても“変化”を求めますよね。
僕の希望する「腹見せの時間(笑)」は変化を望めないわけで、当然のようにストレスを与える結果になってしまう。

まずは第一案を提出して、それを「ランドマーク」にしてしまうのも手法のひとつですね。
普段は上記のやり方でお話しを進めさせていただいています。
その方が住まい手さんとしてもビジョンが見えやすいとの事です。



実際、今回の住まい手さんに対しても、既に第一案(仮)は提出済。
第一案で「方向性」が決まりましたので、今後は住まい手さん、もしくは僕の“気まぐれ”がない限りぶれる事はないでしょう(笑)





現在の状況は・・・
・おおまかな間取りは決まったのですが、収納のヴォリュームや窓の配置で検討中
・自然エネルギーを利用した空調システムの検討(ほぼ導入決定・・・予算的な問題に移項)
・断熱材の検討(グラスウールではやはり不安とのこと・・・やはり予算の問題だが)
・模型製作に当たっての詰め

と言ったところ。




でわまた♪
by lives-web | 2011-11-29 20:13 | LIVES流の設計手順